学生の窓口編集部

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洗濯機がかび臭い!ということはよくあること。CMでも、洗濯機の臭いの原因それは"カビ"と言っています。

しかし、その臭いが"カビ"ではない事が判明。世界初、これを突き止めたのが、"ライオン"社。

「スッキリ」(日本テレビ)では、ライオン社にインタビューを行った。


洗濯機14台を用意し、内部の臭いを袋に入れて、臭い専門の調査員が臭いをかいで調査。すると、カビがないのに臭いが発生している洗濯機があることを突き止めた。

その臭いを遺伝子解析をしたところ、正体は"マイコバクテリウム属"の菌であることが判明。

ライオンのお洗濯マイスターの山縣氏によると「この細菌は、河川や土壌にも存在する菌。病原性は低いが28度ぐらいの温度で湿度が90%以上あると菌が増えやすくなる。

菌は2日ぐらいで増えるがカビは1週間ぐらいかかる。3〜4倍くらい速い。増殖する速度が早いので、日々のケアが大事。洗濯機の湿度を下げるのに、洗濯が終わったらフタをあける、また洗濯機は脱衣所にある場合が多いので、入浴したあとは風通しをして湿度を下げるようにすること」とコメント。

カビが臭いの原因ではないことがわかったが、カビは洗濯物の黒ずみの原因となるため、洗濯機のカビ取りはやはり必要。

今後は、このマイコバクテリウム属"の菌を除く洗剤が出てくるかもしれない。