ミランのフィリッポ・インザーギ監督が『Milan Channel』で、前節ウディネーゼ戦後の騒動について言及している。ウディネーゼ戦後、バスの中でチームと激しく対立したとの報道について、指揮官は次のように語った。

「価値のないことがたくさん言われたね。良くないことだ。何があったか、私はよく知っている。選手たちはすぐ、合宿入りが正しい決定だと理解したし、全員が同意している」

ウディネーゼ戦でミランのユニフォームに対する絆を見せなかったと批判された選手たちに、インザーギ監督はこうメッセージを送っている。

「各選手がより多くの何かを出さなければいけない。(29日の)ジェノア戦では素晴らしい反応を見せてくれると期待しているよ。いくつか結果を出すことで、ヨーロッパリーグ出場権獲得の希望をまだつなぐことができるからね。希望がある限りは、最後まで戦う野心を持たなければいけない」

一方、インザーギ監督はミランにふさわしくないと批判したと報じられたナイジェル・デ・ヨングは、ツイッターで次のように反論している。

「メディアはある理由からメディアなんだ。彼らは常に誇張しようとする。最初に記事で読んだことが事実だとは思わないでくれよ。大人として議論はできる。でも、常に敬意を払ったうえでのことだ。このユニフォームの価値を知っている人がいるとすれば、それは僕らの監督だよ。とにかく、僕らはこの問題を脇においている。僕らはピッチで、全員一緒に語るよ。頑張れ、ミラン」

また、インザーギ監督の前にリッカルド・モントリーヴォとクリスティアン・アッビアーティも『Milan Channel』のインタビューに応じた。ロッカールームを最も代表する2選手だ。

アッビアーティは「合宿については、僕ら全員が賛成していた。誰も監督のことを悪く言っていない。僕ら全員が彼と一緒に団結している」とコメント。一方、モントリーヴォはこのように語った。

「僕らと監督の間にトラブルがあると言われたのは残念だ。存在しないからね。僕らはとても団結している。誰も満足はしていない。大きな責任は選手たちにある。僕らがもっとやらなければいけないんだ。でもそれと、チームに亀裂があるというのはまた別だよ」