1990年代、東京大学大学院の研究室で、中須賀教授と山飛行士は共に宇宙を夢見ていた。新たなフロンティアに踏み出した人類について。また、そこでの工学や技術の醍醐味とは。日本と世界の宇宙開発の現場を伺った。■技術の醍醐味は、いつか花開くこと。──今後、チャレンジャーのような事故が起きないようにすることはできないのでしょうか？山崎 ── スペースシャトルの場合は結局、135回飛行して2回、チャレンジャーと