地球上の人口は2050年には90億人に達すると予想されており、食糧問題が懸念されている。食糧問題への対応としては、農作物の品種改良による収穫高の向上や、より効率的な農法の開発などさまざまなアプローチがあり、これまで食用とは考えられていなかったモノの利用もその1つだ。微生物のミドリムシを食用にする研究がベンチャー企業によって進められているほか、国連食糧農業機関(FAO)はタンパク質が豊富な昆虫食を推奨している