米労働省が発表した雇用統計(季節調整済み)によると、8月の失業率(軍人除く)は前月と変わらず9.1%。雇用者数は増加せず、雇用環境が悪化している。景気との連動性が高い非農業部門の雇用者数(季節調整済み)は前月と同じ水準。民間部門は1万7000人増で、前月の15万6000人増から増加幅が大幅に縮小した。ヘルスケア(3万5500人増)、法人向けサービス(2万8000人増)などは増加、情報関連(4万8000人減)などは減少。