厚生労働省が発表した5月の毎月勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)によると、残業などの1人当たりの所定外労働時間は、前年同月比3.2%減の9.3時間で3カ月連続の減少。製造業の所定外労働時間は、同6.9%減の12.0時間。節電などで残業の抑制傾向が続いている。一方、5月の1人当たりの現金給与総額は前年同月比1.1%増の27万1621円で、3カ月ぶりに増加した。現金給与総額のうち、きまって支給する給与は、前年同月比0.6