近年、「大麻」や「麻薬」など違法薬物が若年層を中心に広がっており、厚生労働省のデータによると、2024年の薬物事犯全体の検挙人員は1万4040人と、前年(1万3815人)を上回る結果となった。 こうした薬物犯罪を専門に捜査する機関の一つに厚労省の麻薬取締部(旧麻薬取締官事務所)が存在する。 高濱良次(たかはま・よしつぐ)氏は1972年から2008年までの36年間、麻薬取締官、通称「マトリ」として現場一筋で薬