『幻想と怪奇』がおくる「ショートショート・カーニヴァル」は、この巻で三回目。こんかいのテーマは「幻影の街」。同誌編集室の巻頭言によれば、「町(あるいは、街)についての物語を書いてください」と依頼したそうだが、なにしろ名うての執筆者ぞろい。趣向を凝らした多彩な作品が集まった。まさしく「カーニヴァル」の名に恥じない充実ぶりだ。