精密機器大手オリンパスは28日、シュテファン・カウフマン社長兼最高経営責任者(CEO)(56)が同日付で辞任したと発表した。違法薬物を購入していた疑いがあり、取締役会が辞任を求め、カウフマン氏が応じたという。CEOの業務は当面の間、竹内康雄会長(67)が担う。発表によると、カウフマン氏が違法薬物を購入しているとの通報を受け、同社は外部の弁護士に相談し、事実確認や捜査機関への報告を実施した。内部