衆院選和歌山2区は、無所属の世耕弘成氏が当選を確実にした。世耕氏は自民党の政治資金問題を受け自民党を離党し、参院からくら替えして無所属で立候補。また、同問題で不出馬を決めた元党幹事長・二階俊博氏の三男・伸康氏も立候補し、保守分裂の激しい選挙戦を繰り広げていた。同区は区割り変更で旧2区の一部と旧3区が統合され、和歌山県の約9割を占める広大な選挙区となった。旧3区は二階俊博氏が当選を重ね、「二階