電話に苦手意識を持っている若手社員が増えたのなぜか。公認心理師で産業カウンセラーの大野萌子さんは「いまの新入社員の多くは電話機を使った経験がなく、ほとんど“未知の機械”になってしまっている。慣れない電話業務でミスをして上司から怒られた経験から、さらに電話が苦手になってしまうことも少なくない」という――。(第2回)※本稿は、大野萌子『電話恐怖症』(朝日新書)の一部を再編集したものです。写真=iStock.co