6位入賞を自己新記録で果たした赤粼暁(左)と鈴木優花photo by JMPA男女とも高速化する世界との差は大きく、厳しい戦いが予想されていたパリ五輪マラソン。そのうえ、女子は直前になって1月に日本記録を出していた前田穂南(天満屋)が右大腿骨疲労骨折のため欠場となり、さらなる危機感が漂っていた。だが、男子は赤粼暁(九電工)、女子は鈴木優花(第一生命グループ)がそれぞれ6位入賞を果たし、大会前のネ