北朝鮮の咸鏡北道(ハムギョンブクト)で先月末、安全局(地方警察本部)幹部の娘ら女子大生3人が、ひとり暮らししていた部屋から深夜に連行された事件があったと、デイリーNKの現地情報筋が伝えている。安全局幹部は中朝国境地帯の会寧(フェリョン)市を管轄していたとされるから、相当な実力者だ。その権勢にも押されず事件化に踏み切ったのは、道の反社会主義・非社会主義連合指揮部というタスクフォースだった。現地情報筋に