『忘れられた日本史の現場を歩く』(辰巳出版・刊)は、ノンフィクション作家で写真家の八木澤高明さんが、忘れられた(忘れられつつある)歴史をめぐる紀行文。平家の落人たちの集落、からゆきさんがいた村、潜伏キリシタンたちの島、江戸の大飢饉で消えた村など、史跡としては残りにくい19の土地が紹介されています。   天下を統一した、日本の仕組みを変えたなど何かを成し遂げた人たちが歴史に名を残します。そして、教科