仙台育英(宮城)は、今年春の東北大会準々決勝で弘前学院聖愛(青森)に6対7で敗れた。相手を上回る13本のヒットを放ちながら屈した理由は明らかで、4つのエラーが示すように守備が乱れたからだった。光南(福島)との初戦を含めると、2試合合計で7個もエラーを記録した。試合後、監督の須江航は、真っ先にこの敗因について言及した。「今年は打力から先に鍛えたことによって守備はまだまだ発展途上というか、ほとんど鍛え