本州における「四国への玄関口」であり、「造船」で栄え全国でも重要な都市だった岡山県玉野市。100往復あったフェリーが10年でゼロになるなど、急速な衰退に直面しています。瀬戸大橋開通前から現在までの“失われた50年”を追います。かつて「四国の玄関口」として高松市とを結ぶ国鉄の鉄道連絡船「宇高航路」が発着し、造船業で発展を遂げた岡山県玉野市。瀬戸大橋の開通後は交通の要衝としての地位を失っていきますが、実は