人間には1年365日、1日24時間の時間が等しく流れている。だが、時に秒針を力づくで振り回すかのように猛烈なスピード感で生きている人間に出会うことがある。筆者にとっては、今春の侍ジャパンに選出された剛腕、松山晋也(中日)がそんな存在だ。3月7日の欧州代表戦では3番手としてマウンドに上がり、自己最速タイの156キロをマークするなど1イニングを打者3人で抑える好リリーフ。この試合、侍ジャパンは松山を含めた