Jリーグから始まった欧州への道(5)〜鎌田大地鎌田大地(ラツィオ)は、過去の日本代表と比べても傑出した選手と言えるだろう。カタールワールドカップでの鎌田は森保ジャパンの攻撃の舵を取っていた。極端に受け身に回り、ボールを捨てるように敵に明け渡す戦術に"待った"をかけ、できるだけボールを握って攻撃機会を探った。その姿勢により、チームの腰が引けることなく、千載一遇のカウンターで敵を仕留めることができた