日本総研の経済・政策レポート「リサーチ・アイ」が「50歳代を迎える就職氷河期世代の実像」と題したレポートを公開している。就職氷河期世代とはバブル崩壊後の不景気で就活に苦心した人たちを指し、前期は1974〜78年生まれ、後期は1979〜83年生まれだ。そんな彼らも、2024年から順次50代に突入する。レポートによると、同じ40代後半で比較した場合、氷河期・前期世代の正規雇用比率はバブル世代(1965〜69年生まれ)を上回る水準