慰安婦問題を取り上げた書籍「帝国の慰安婦植民地支配と記憶の闘い」で元慰安婦の名誉を傷つけたとして、著者の朴裕河(パク・ユハ)・世宗大名誉教授が名誉毀損(きそん)の罪に問われている問題で、韓国の大法院(最高裁)は2023年10月26日、名誉毀損を認めた控訴審判決を「無罪の趣旨」で破棄し、差し戻した。これを受け、朴氏は10月30日付けの韓国紙、朝鮮日報に「左も右も『帝国の慰安婦』を誤読した」と題して寄稿。一連の