群馬の赤城山にかつて、JR線の最高地点よりも高い標高1390mの高地に通じる「鉄道」が存在しました。その廃駅は現存し、関東平野を見下ろす圧巻の風景に“歴史”のエッセンスを添える存在になっています。レジャーシーズンの赤城山に“鉄道の歴史”を伝えるJRで最も標高が高い駅といえば、長野県の八ヶ岳山麓を行く小海線の野辺山駅、標高1346mですが、実はかつて関東に、これより標高の高い鉄道の駅がありました。そして、その建