【▲ ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した銀河団「SPT-CL J0019-2026」とその周辺(Credit: ESA/Hubble & NASA, H. Ebeling)】こちらに写っているのは「くじら座」の一角。画像の幅は満月の視直径の約9分の1に相当します(視野は3.39×2.77分角)。画像の中央には「SPT-CL J0019-2026」と呼ばれる銀河団が、背景で輝く無数の渦巻銀河や楕円銀河に取り囲まれるようにして写っています。銀河団とは、数百〜数千の銀河からなる巨大な天