写真家、文筆家の風間暁さん(29)は、子どものころに親から虐待を受け、今日まで生き延びたサバイバーだ。かつては生きる希望を見いだせず、10代のころは自殺未遂を繰り返した。薬物をやめられなかった時期もある。そんな風間さんは現在、犯罪や非行をした人の更生を支える保護司になり、発達障害の人たちや非行少年など、さまざまな人たちの居場所としてカフェを経営している。さらに多岐にわたる活動のかたわら、二人の子どもを