鳥貴族は2007年に現社長の大倉忠司氏により、大阪で産声を上げた。キャッチコピーは「国産鶏肉使用」「全品均一価格」。デフレ時代もあり、受け入れられた。相次ぐ出店、順調な収益動向が続いた。【こちらも】江戸時代創業の日本橋の印鑑店に、印の「趣」を覚えるだが大きな転換点を迎えたのは2017年。28年間続いた280円(焼き鳥&ドリンク)の均一料金を値上げしたのが契機だった。前19年7月期は5.5%増収も「29.2%営業減