裁判で確定した給与からさらに降給するのは、判決の趣旨に反しており不誠実だーー。降格・降給、解雇をめぐって会社と最高裁まで争った千葉県の40代女性が11月11日、最高裁決定で確定した給与からさらに降給するのは無効だとして、会社側に給与の差額など約142万円を求める訴訟を東京地裁に起こした。提訴後、女性と代理人弁護士が東京・霞が関の司法記者クラブで会見を開いた。女性は今回提訴に至った理由について「労働問題にお