年々、暴力団員の数は減少しているが、離脱者が「一般人」となるための壁は多いという。社会はどう向き合うべきか。暴力団からの離脱を考えるシンポジウム(主催・東京三弁護士会)が10月30日、都内で開かれた。シンポには暴力団研究の第一人者である廣末登さんや、元暴力団幹部の中本隆さんらが登壇した。廣末さんは「人を排除しない社会について考えてほしい」と訴えた。●「ゼロからではなくマイナスからのスタート」中本さんは