月刊誌「Wedge」の記事で名誉を傷つけられたとして、元信州大医学部長の池田修一氏が起こしていた裁判の控訴審判決が10月30日、東京高裁(秋吉仁美裁判長)であった。一審判決同様、医師でジャーナリストの村中璃子氏が書いた記事による名誉毀損を認めた。池田氏は、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防するための「HPVワクチン」の副反応を研究している。今回問題となった「Wedge」の2016年7月号や