岐阜県の公立高校教員、西村祐二さんと公立中学校の教員だった夫を過労で亡くした工藤祥子さんが10月28日、「一年単位の変形労働時間制」の導入撤回を求める署名3万3155筆と「給特法」の改正を求める署名3万8850筆(いずれも10月26日時点)を要望書とともに萩生田光一文部科学大臣に提出した。署名は衆参両院議長にも提出する。対応した文科省の藤原誠事務次官は、教員の働き方について「特効薬のない総力戦」とし、「教員が過重労