経済状態や労働環境の違いによって、病気のリスクや寿命に格差が生じる『健康格差』が社会問題となっている。最悪の場合、死に至ることも少なくない。とことん我慢して取り返しのつかない状況に全日本民主医療機関連合会(民医連)では、経済的な理由により受診や治療が遅れ、死亡したケースの調査を'05年から行っている。今年3月の最新発表によると、'18年に「手遅れ」となったのは77人。そのうち、22人は保険料が払えないな