逆境でこそ楽天的に1987年、国鉄が実質的な経営破綻により解体し、7つの会社に分割された。そのうち、東日本・東海・西日本の"本州JR"3社は利益も潤沢に出せるような優秀な会社でスタートを切る一方、北海道・四国・九州の"三島JR"は大赤字でスタート。九州の場合、鉄道の売上が当時1000億ほどで、およそ300億の赤字という体質でスタートした。予想通り、本州3社は10年以内に上場を果たしたが、「JR九州は上場できっこない」と、当