近年、日銀の金融緩和・マイナス金利政策や、先行きの見えない国内経済の影響を受け、日本円と比べて高利回りの「外貨建て投資」に人気が集まっています。日銀の資金循環統計(2016年末)からの推計では、家計が保有する外貨建ての金融資産残高は、前年末比3%増の約50兆6000億円と堅調に伸びており、国内の超低金利を嫌って家計資金が海外資産に流れていることがうかがえます。そうした中、外国株や債券などの金融商品だけでなく