京都ではお正月に家族や親戚が集まったとき、昔から「パサン」というお菓子を食べるらしい。おせち料理やお雑煮などをみんなで食べ終えた後、お茶を飲みながら遊びにきた子どもたちなどにふるまったり、みんなでつまむカジュアルなおやつ。 本格派の和菓子もいいけど、ちょっと懐かしくて親しみやすい、こんな京都のふだん着の味にも心魅かれる……。 この「迎春用パサン」、一見、和風クッキーのような見た目で、「御所梅パサン」