海外からのお客様や、現職のお坊さんまで来場6月のある日、私は普段ならば確実に降り立つことのない駅に興奮気味に降りた。クレープの香りと、やたらおしゃれな若者。そう、原宿である。おしゃれな若者に「場違い感」を悟られないように足早に向かったのは、白い壁が印象的なギャラリー。そこはかとなく漂うサブカル感に一瞬怯むものの、中に進む。入り口には目当ての展覧会のタイトルがあった。珍寺大道場 大博覧会原宿を歩