「バーバリー ビューティ」資生堂の契約終了後も国内展開は継続へ
資生堂が4月4日、バーバリー社と締結していた同社のフレグランスを含むビューティ商品のディストリビューション契約終了の決定を発表した。これを受けて「バーバリーのコスメが日本撤退するのではないか」という声がファンの間で広がっているが、国内展開は継続する見通しだ。
資生堂は、バーバリー社製メーキャップおよびフレグランス商品の日本への輸入・販売に関する契約を2015年に英バーバリーと締結。以来、国内に4店舗を展開する「バーバリー ビューティ ボックス」や取り扱い百貨店のほか、公式ECサイトで商品を販売してきた。
資生堂の発表に先駆けて4月3日、米コティはバーバリーとの長期の戦略的提携を結び、同ブランドが展開するビューティ商品の長期ライセンス権を取得したことを発表。資生堂が4日に公開したニュースリリースでは、バーバリーとの契約終了について「事業の生産性と収益性改善に向けた選択と集中により、ポートフォリオの組み替えを進めています。今回の契約の終了はこの戦略に基づくものです」と理由を説明し、バーバリーがコティと結んだ契約については触れなかった。また、公式発表では契約終了の時期や今後の展開について明記されなかったことから、ツイッター上には「バーバリーコスメ、最近日本で買えるようになったばかりなのに」「撤退前に欲しいもの買っておかないと」など日本撤退を懸念するファンの声が多く投稿されていた。
今後の展開についてバーバリー ビューティの広報担当者は、公式ECサイトの継続を明らかにし、日本撤退を否定。資生堂との契約終了の時期および契約終了後の実店舗での商品展開については「現在協議中」としている。グローバルではコティと契約を結んだため、日本におけるディストリビューションもコティグループが手掛ける可能性が高い。
