戸塚啓コラム
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【戸塚啓コラム】″怪物”森本貴幸はどこへゆく
J2のアビスパ福岡に所属していた森本貴幸が、クラブとの契約を解除した。9月29日にクラブから発表された。双方合意によるものだという。今シー…
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【戸塚啓コラム】「らしさ」はどこから生まれるのか。ヴィッセル神戸と鹿島アントラーズの違い
またか、との印象を抱いた人は多いだろう。ヴィッセル神戸のトルステン・フィンク監督が、9月21日付けで退任した。クラブを通じたコメントには…
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【戸塚啓コラム】コロナ禍での日本代表強化のあり方とは
止まっていた時計が、動き出した。日本代表が10月に欧州遠征をすることになったのだ。2020年初めての活動である。3月と6月のインターナショナ…
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【戸塚啓コラム】日本サッカーと欧州の違い。「戦力外通告」という言葉は正しいのか
戦力外とか構想外といった言葉には、ひどくネガティブなイメージが付きまとう。現在の所属先では出場機会を得られず、「出ていくしかない」ような立…
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【戸塚啓コラム】驚きと、らしさ。長友佑都のマルセイユ入団に思うこと
正直に言って驚かされた。長友佑都がマルセイユとの契約を結んだことについて、である。ヨーロッパ各国のフットボールも、新型コロナウイルスの…
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【戸塚啓コラム】内田篤人とメッシ。それぞれの去り際に思うこと
内田篤人の現役引退には驚かれた。納得のいかないシーズンを過ごしてきたのは間違いない。18年に鹿島アントラーズへ復帰したが、リーグ戦の出場試…
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【戸塚啓コラム】なぜ今季Jリーグはたくさんのゴールが生まれているのか
今シーズンのJリーグは点が入る。漠然とした肌触りだが、J1もJ2も良く入っている。J1は8月16日までに10節を消化しているが、総得点は24…
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【戸塚啓コラム】久保建英のビジャレアル入りは「ターゲットからの逆算」にほかならない
ようやく正式発表を迎えた。久保建英の新天地が、ビジャレアルに決定したのである。レアル・マドリーからの期限付き移籍で、期間は21年6月30日まで…
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【戸塚啓コラム】想像を遥かに超える“ウィズコロナ”のリーグ戦開催
8月2日の夕方に、大宮アルディージャのクラブ関係者からスマートフォンに連絡が入った。アビスパ福岡とのリーグ戦は、2時間後にキックオフされる。…
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【戸塚啓コラム】Jリーグを追いかけてくるコロナウイルス。選手の感情やいかに
Jリーグが再開されてから、関係者は覚悟していたに違いない。そうだとしても、やはり衝撃はある。7月26日のサンフレッチェ広島対名古屋グランパ…
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【戸塚啓コラム】変わるスポーツ観戦。Jリーグに求められる新たなアプローチ
新型コロナウイルスの感染拡大と、それに対する世の中の空気を読み取った判断と言えるだろう。Jリーグは入場者数の上限を「5000人または会場収…
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【戸塚啓コラム】コロナ禍のJリーグ。文化の浸透を実感させるスタンドの拍手
Jリーグが開幕した1993年当時、Jリーグのスタジアムで拍手を聞くのは例外的だった。水曜、土曜、水曜、土曜……と試合に追いかけられていたな…
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【戸塚啓コラム】無観客試合で改めて気づく、サッカーに何より必要なもの
リモートマッチと名付けられた無観客試合の取材に出かけた。興味本位の気持ちがなかった、と言えば嘘になる。無観客試合の取材は、今回が初めて…
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【戸塚啓コラム】リモートマッチによるリスタート。取材現場の現状とは
J1リーグが7月4日に再開した。まずはリモートマッチと呼ぶ無観客試合からのリスタートだ。三つの密を避けるオペレーションによって、我々メ…
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【戸塚啓コラム】誰も経験したことのないシーズンに必要な心構え
Jリーグの順位決定方法が、一部変更された。勝点によって順位が決まり、同勝点の場合は得失点差が優先される。ここまでは変わらない。変化があ…
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【戸塚啓コラム】U23代表強化は所属クラブで。非常時に求められる新しい指針
ポイントは「Jリーグでいかに鍛えられるか」である。東京五輪へ向けたU−23日本代表チームの強化が、2020年は行なわれない可能性が出てきた…
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【戸塚啓コラム】リモートマッチで再開するJリーグが背負う社会的使命と期待
Jリーグの日程が発表された。新型コロナウイルスの感染拡大に配慮して、7月いっぱいは近隣クラブとの対戦となっている。移動によるリスクを減ら…
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【戸塚啓コラム】withコロナのJリーグはどうあるべきか
名古屋グランパスのGKミチェル・ランゲラックが、新型コロナウイルスの陽性判定を受けた。名古屋では金崎夢生に続いて、ふたり目の感染判明となる…
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【戸塚啓コラム】再開するJリーグ。同スタジアムでのダブルヘッダーの可能性は?
Jリーグの再開が決まった。J2とJ3が6月27日から、J1が7月4日からスタートする。J3はまだ1試合も消化していないので、再開ではなく開幕…
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【戸塚啓コラム】「無観客試合」に代わる呼称はあるか。違う呼び方なら日本語で
新型コロナウイルスによる首都圏1都3県と北海道への緊急事態宣言が、5月26日に解除された。感染拡大が終息したわけではないが、段階的に社会活動…
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【戸塚啓コラム】コロナと部活。失われた成長機会をどうフォローできるか
夏の甲子園が中止となった。春の選抜に次ぐ中止である。最終学年の高校3年生は言うまでもなく、すべての高校球児にとって残酷な決定と言うしかない…
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【戸塚啓コラム】ブンデスリーガ再開で見えた課題と学び
ブンデスリーガが再開された。これから再開を目ざしているJリーグにとっては、勇気や希望を抱かせてくれるニュースだ。とはいえ、いくつかの課題…
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【戸塚啓コラム】人の移動のないJリーグは実現できるか。
新型コロナウイルスの感染拡大と向き合いながら、世界のスポーツ界が少しずつ動き出している。韓国のKリーグは、5月8日に開幕した。ドイツのブ…
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【戸塚啓コラム】行けるときには、無理をしてでも行っておく。改めて思うサッカー観戦の心得
Jリーグもヨーロッパのサッカーも動きを止めているなかで、ネットニュースに過去を振り返る記事が目立つ。外出自粛で取材活動がストップしている…
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【戸塚啓コラム】黄金世代のワールドユースを振り返る vol.2 「なぜ彼らは″黄金”だったのか?」
日本サッカー界の歴史に残るトピックが、わずか一週間の間にふたつ生まれたタイミングがある。1999年の4月である。ひとつ目はワールドユースだ…
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【戸塚啓コラム】黄金世代のワールドユースを振り返る vol.1
ゴールデンウィーク前のこの時期になると、古い記憶が頭のなかで立ち上がる。1999年4月に行われたワールドユースである。現在はU−20ワールド…
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【戸塚啓コラム】試合も、高揚感もない。スポーツ取材記者の想い
いやあ、困った。サッカーもラグビーも、野球もバスケットも延期や中止で、取材できるものが何もない。テレビ電話などでの取材機会を設けているク…
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【戸塚啓コラム】コンサドーレの選手たちの行動に思う、スポーツにできること、自分たちにできること
コンサドーレ札幌の全選手が、クラブ側に給与の減額を申し入れた。新型コロナウイルスの感染拡大が世界的に広がっていくなかで、ヨーロッパや南米…
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【戸塚啓コラム】Jリーグのない今だからこそ、観られる試合がある
新型コロナウイルスの感染拡大によって、日常生活から色が失われている。選手をはじめとした関係者の健康維持を考えれば、スポーツを開催でき…
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【戸塚啓コラム】Jリーグが背負う社会的な使命。見切り発車の再開は避けなければならない
いま一番避けなければならないのは、見切り発車的な再開である。その意味で、J1の再開を5月9日に設定したのは賢明だった。J2は5月2日から…