戸塚啓コラム
-
【戸塚啓コラム】楢崎、中澤、川口、小笠原。レジェンド4人の相次ぐ引退、そのタイミングと理由を考える
アジアカップの開幕を前に、日本サッカー界に驚きが広がった。1月8日、楢〓正剛と中澤佑二が現役引退を明らかにしたのだ。Jリーグと日本代表を牽…
-
【戸塚啓コラム】アスリートの「言葉の力」をより生かすために
2018年にもっとも印象に残ったアスリートは誰か。冬季五輪で2大会連続の金メダルをつかんだフィギュアスケートの羽生結弦、移籍1年目のメジャ…
-
【戸塚啓コラム】アジアカップを控える日本代表は「お正月」をどう過ごすべきか
来年1月のアジアカップに出場する日本代表が、今月30日に流通経済大と練習試合を行なう。26日にスタートする国内合宿の最終日ということもあり、壮…
-
【戸塚啓コラム】「サプライズがない」ことが森保ジャパンの“らしさ”
順当な顔ぶれが出揃った。来年1月開幕のアジアカップに出場する日本代表のメンバーだ。ワールドカップやアジアカップのメンバーで、選考基準とな…
-
【戸塚啓コラム】川口能活はなぜサポーターとメディアからこれほど愛されたのか?
川口能活が引退した。12月2日に行なわれたJ3リーグを最後に、キーパーグローブをその両手から外した。SC相模原のホームスタジアムで行われた…
-
【戸塚啓コラム】森保ジャパンに降りかかる古くて新しい課題。国内で戦うテストマッチのジレンマとは
さて、森保一監督の思い描く戦略はどのようなものか。20日のキルギス戦で、一歩進んだ構想が明らかになるかもしれない──前回更新分でこう書いた。…
-
【戸塚啓コラム】アジアカップのスタメンに名を連ねるのは? 森保ジャパンの構想を読み解く
ここまでが出来すぎだったのだ。11月16日のベネズエラ戦は、1対1のドローに終わった。森保一監督就任後の3試合で南野拓実や堂安律が得点を記録し、…
-
【戸塚啓コラム】元日本代表GK川口能活を変えた、ポーツマスとノアシェランでの日々
元日本代表の川口能活が、11月14日に引退会見を開いた。相模原市役所で行われた記者会見には、63社から130人の記者が集まった。日本代表が大分で…
-
【戸塚啓コラム】代表チームに加わった2人のコーチ。「オールジャパン」という言葉の真のメリット
11月7日に発表された日本代表のメンバーに、サプライズはなかった。9月、10月のテストマッチでアピールをした選手が選ばれ、負傷者が出たポジショ…
-
【戸塚啓コラム】二極化か多様性か。Jリーグ外国人枠拡大で見えてくる未来とは
Jリーグの外国人枠が変わりそうだ。J1では早ければ来シーズンから、現行3人の出場枠が5人に拡大される。外国人枠の議論でポイントとなるのは…
-
【戸塚啓コラム】視界良好の森保ジャパン。ウルグアイを翻弄した3人のアタッカー陣の”最大の魅力”
物足りないところはある。それでも、スカッとした気持ちにさせられるゲームだった。10月16日に行なわれた日本代表のウルグアイ戦である。3点失っ…
-
【戸塚啓コラム】“オードブル”として完璧だったパナマ戦。とりわけ評価を上げた選手とは
フルコースのオードブル、といった感じだろうか。10月12日に行なわれた日本対パナマ戦である。森保一監督が率いる日本は、新戦力をテストした9月…
-
【戸塚啓コラム】混戦のJリーグ、優勝勝ち点ラインと残留勝ち点ラインとは
2018年のカレンダーも、あと3枚となった。J1リーグは残り6試合である。優勝争いは2チームに絞られた。勝点56で並ぶ川崎Fと広島のどちら…
-
【戸塚啓コラム】“野人”岡野に高鳴る胸。みんなが笑顔になるOB戦をもっと日常的に。
ヨーロッパや中東へ取材に出かけたら、滞在先ではできるだけテレビをつけるようにしている。国とか時期にもよるのだが、タイミング良くリーグ戦を生…
-
【戸塚啓コラム】巧みだった選手の組み合わせ。西野ジャパンを進化させた森保監督の第一歩
最寄り駅から吹田スタジアムへ向かう道のりには、「KAGAWA」がいた。「HASEBE」も、「HONDA」も、「OKAZAKI」も、「INU…
-
【戸塚啓コラム】長谷部誠に聖地さいたまスタジアムで代表引退試合を
オーストラリア代表から引退したティム・ケーヒルに、同国サッカー連盟が引退試合を用意したそうだ。11月20日にホームで行われるレバノン戦に、ケー…
-
【戸塚啓コラム】オシムに似ている? 森保ジャパンの第一歩
思い切ったメンバー編成、との感想だ。9月のキリンチャレンジカップに臨む日本代表である。これまで主力を担ってきた選手は、ひとりも呼ばれてい…
-
【戸塚啓コラム】アジア大会ベスト4入り。代表選考の“偶然の出会い”に影響はあるか
U−21日本代表が、アジア大会の準々決勝を制した。サウジアラビアを2対1で退け、ベスト4入りを果たした。日本の2ゴールは、前田大然と岩崎悠…
-
【戸塚啓コラム】『東南アジア=格下、中東=強敵』というステレオタイプはもう終わりにしよう
どうも違和感が拭えない。アジア大会に出場しているU−21日本代表に関する報道だ。8月24日に行なわれた決勝トーナメント1回戦のマレーシア戦で…
-
【戸塚啓コラム】ベトナムに敗戦、U−21日本代表に何が足りないのか
成功か失敗かを問えば、もちろん失敗である。8月19日のベトナム戦で、U−21日本代表は0対1の敗戦を喫した。内容に評価できる部分は少なかった…
-
【戸塚啓コラム】U21日本代表対パキスタン戦、4−0で快勝と呼べぬ理由
8月16日に行なわれたアジア大会の第2戦で、U−21日本代表はパキスタンに4対0で勝利した。「快勝」という表現を使わないのは、攻撃の勢いが持続…
-
【戸塚啓コラム】東京五輪に向けての本格的な競争のスタート。アジア大会初戦勝利の意味
国際大会の初戦は難しい。いきなり躓きたくない、好スタートを切りたい、といったメンタリティに駆られるうえに、対戦相手が格下となれば「絶対に落…
-
【戸塚啓コラム】フル代表よりも監督選びで慎重を期すべき世代とは
日本代表の次の4年間は、森保一監督に託されることになった。五輪代表との兼任が、先週末に正式に発表されている。新監督に求められるのは世代間…
-
【戸塚啓コラム】日本代表監督選びでもっとも重要なこと
日本代表の新監督選定が、確実に進んでいるようだ。監督を選ぶ基準で大切なのは、直近のW杯の「検証」である。ロシアで何ができて、何ができなか…
-
【戸塚啓コラム】次期日本代表監督に日本人を推したい2つの理由
次期日本代表監督は誰になるのだろう。サッカー協会の田嶋幸三会長は、西野朗監督の留任を繰り返し否定している。西野監督自身も「ロシアW杯まで…
-
【戸塚啓コラム】「感動をありがとう」で終わらせるな。日本代表監督後任は日本人にするべき
感動をありがとうで、ロシアW杯をまとめてはいけない。現地時間7月2日に行なわれたベルギーとの決勝トーナメント1回戦で、日本はすべてを出し…
-
【戸塚啓コラム】西野朗の10分間。攻めることより何倍も勇気のいった決断
誰もが納得する答えは、おそらくない。ポーランド戦のラスト10分の戦いかたが、賛否を呼んでいるようだ。西野朗監督は、0対1で負けることを選…
-
【戸塚啓コラム】ポーランド戦のGKは誰か。川島永嗣を起用してほしい理由
4年に1度のW杯ともなると、ひとつのプレーがとてつもない重みを持つ。ゴールシーンを逃したり、失点を誘うミスをしたりすれば、批判は避けられな…
-
【戸塚啓コラム】グループリーグ突破へのサバイバル。セネガル戦で注目すべき2つのポイント
一夜にして、いやたった2時間にして、世の中の空気はドラスティックに変わった。日本は勝った。コロンビアを2対1で退けた。直接的な勝因はも…
-
【戸塚啓コラム】日本代表がサプライズを起こすために不可欠なピース
開幕4日目にして、すでに3つの驚きが生まれている。アルゼンチン、ドイツ、ブラジルが、初戦で勝点3を取り逃したのだ。アルゼンチンはアイスラン…