スポーツ新聞にとって最高のタイミングで辞めてくれたアギーレ
2月と言えば、スポーツ界の動きがもっとも少ない月。サッカーもプロ野球もオフシーズンで、大相撲の本場所もなく、高校野球も、テニスの四大大会もありません。中央競馬もGIレースはフェブラリーステークスがあるばかり。とにかく何もないのです。
そんな中でアギーレ氏の契約解除は、「野球の練習」以外の話題を提供してくれる助かる事件でした。解任そのものを報じ、責任問題を追及し、後任の予想をし、日本サッカー協会が「声も掛けていないのに……?」と首を傾げるような相手からお断りされたという速報を打つ。箸休めができる便利な話題としてアギーレ問題は重宝されているのです。「最高のタイミングで辞めてくれた」と記者たちも感謝しているのではないでしょうか。
今後の日本代表監督との契約は1年ごとの更新となるのではないかという情報も流れていますが、毎年この時期に「辞める?辞めない?」という流れで記事を作れるようになったら、いい箸休め話題となるに違いありません。
ぜひ日本サッカー協会にも「2月頭から悩んで、月末に結論を出す」という毎年恒例の行事について、ご検討いただきたいもの。関係者がウンウン悩む記事や、新監督候補を挙げた憶測記事、続投決定のお知らせなどが冬の風物詩となるかもしれませんから。
(文=フモフモ編集長 http://blog.livedoor.jp/vitaminw/)
