次期Macbook Airで「USB Type-C」が採用?「USBはリバーシブルになる」

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アメリカ ラスベガスで行われている「2015 International CES」で、iPhoneのLightning端子のようにリバーシブル(上下どちらの方向)で使えるUSB端子の新規格「Type-C」のデモが行われた。

次期MacBook Airでの採用もウワサされており、ここにきて俄然注目を集めている。

●上下を間違えて壊すことがなくなる新USB
現在、USBまたはmicroUSB端子は、「上下がわかりにくい」。
落ち着いて見れば、どちらが上で、どちらが下かは、すぐにわかるが、急いでいたり、よく見ないで挿そうとしたりして「あれ?逆か」ということがよくある。また、筆者がスマホ販売をしていた頃には、無理やり挿し込もうとして端子を壊してしまい、仕方なく故障修理または機種変更を行う人も少なからず居た。

そのようなトラブルがなくなる夢の規格。それが「USB Type-C」なのだ。
現在、「USB Type-C」と似たリバーシブルなケーブルには、iPhoneのLightningケーブルがある。これも、上下の区別なく、使うことができる。

●パソコンは「Type-A」、スマホは「Type-B」 USBの「A」と「B」、「C」は、何がちがうの?
ちなみに、「Type-C」と言っても、「じゃあ、AやBもあるの?」と、気になる人もいるだろう。
もちろん、AやBもある。

パソコンなどで使われているUSB端子
「Type-A」 … 主にパソコン本体などに使われる規格で、正面から見ると長方形をしている
「Type-B」 … プリンターなどの周辺機器に使われる規格で、正面から見ると正方形から2つの角を切り取ったような5角型をしている

スマホやタブレットなどで使われているmicroUSB端子
ちなみに、Androidスマホやタブレットで使われるmicroUSBの場合は、こうなる。
「USB micro Type-B」 … 一般的にAndroidスマホやタブレットなどで使われている。
※実は、microUSB Type-Aも利用機器が少ないが存在する。


パソコンで採用されているのは親機向けの「USB Type-A」規格

この「A」と「B」の違いは、そう、親(ホスト)側が「A」、子(周辺機器)側が「B」という扱いとなる。
つまり、スマホやタブレットは、パソコンから見ると周辺機器に近い扱いのため「B」となるのだ。

それでは、「C」には、どんな意味があるのだろう。

●「どっちでもいい」が「Type-C」だった
「Type-C」はそのどちらにも属していない。正確には、親機でも子機でもかまわない、パソコンだろうがプリンターだろうがスマホだろうが関係ない。同じ規格ならOKなのが「Type-C」規格となる。

というわけで、「Type-C」は、現在のUSBより優れた端子なのだ。
・リバーシブル(上下で区別なし)で使える。
・現在のmicroUSBと大差無いコンパクトで小さい。
・通信速度は、USB3.1と同等の高速転送が可能。

今後、「Type-C」が増えれば、AだのBだのと、「ケーブルで悩まなくて済む」という時代がやってくるのだ。
布施 繁樹