写真提供:マイナビニュース

写真拡大

『少林サッカー』『カンフーハッスル』のチャウ・シンチー監督6年ぶりの最新作『西遊記〜はじまりのはじまり〜』(11月21日公開)の本予告動画と本ポスタービジュアルが19日、公開された。

2013年中国映画興行記録1位に輝いた本作は、シンチー監督が『西遊記』を題材に、三蔵法師、孫悟空、沙悟浄、猪八戒の4人が出会う前のオリジナルストーリーを生み出した妖怪娯楽エンターテインメント。公開されたポスターは、トレードマークの"きんこじ"をはめた孫悟空の頭と、その背景に個性あふれる妖怪たちが描かれた、ユニークなビジュアルになっている。

本予告動画では、シンチー監督が作り上げた強烈なキャラクターたちが初披露。孫悟空は妖怪王、三蔵法師は妖怪ハンターで、おなじみの沙悟浄も猪八戒も、ありえないキャラで登場する。彼らを追う妖怪ハンターたちも、美人妖怪ハンター・段をはじめ、虎筋蟷螂アニキ、足じぃ、空虚王子など強者ばかり。そして、孫悟空は予想外のビジュアルで登場し、また、本来の姿を現した孫悟空は驚きの姿に変身する。

このたび、『ドラゴンボール』原作者の鳥山明氏からのコメントも寄せられ、鳥山氏は「予想と常識の壁をはるかに超えてみせる銀河系最強のおもしろさ!! 久々に完璧な娯楽映画を見ました!」と大絶賛。「ささいな部分など、どうでもいいと思わせる強烈なエネルギー! マジとギャグの見事な使い分け! 堂々とした安っぽさの演出! 計算されたストーリー展開! これこそがボクの理想とする娯楽映画の最高峰であります!」と褒め倒した。

さらに、「素晴らしい裏切りの末、きっちりと壮大で新しい本場ならではの『西遊記』になっているし、監督のいつものテーマである"愛"と"小さなギャグ"も貫かれていることに感激します」と続け、「興行成績を優先するあまり観客にこび、映像ばかりがすごくて内容といえばチャレンジ精神も個性も希薄な大作映画ばかりが氾濫する中で、このことだけでも、小気味よさにどれほど感激したことか!」とあふれる思いを伝えた。

(C) 2013 Bingo Movie Development Limited