現地時間9日、エンゼルス戦の延長12回に登板し、1回無失点と好投したレッドソックス・上原浩治 [Getty Images]

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 レッドソックスは現地時間9日に敵地でエンゼルスと対戦し、今季メジャー最長となる延長19回の末、3番プホルスにサヨナラ弾を浴び、6時間を超える熱戦を演じながらも敗れた。

 3-3の延長12回に登板した上原浩治投手は2三振を奪い、見事なリリーフを見せた。14回には3番オルティスの犠飛で勝ち越し、勝利を手中に収めたかに思われたが、その裏からマウンドに上がった田沢純一投手が再び同点に追いつかれ、最終的に逆転負けを喫した。

 上原は試合後すぐに自身の公式ツイッターで、「延長19回までやりました 11時間後には試合が始まります…」と、疲労困憊の様子。現地時間10日15:35から再びエンゼルスとの対戦があるが、あと一歩のところで勝利を逃しただけに、気持ちの切り替えの難しさを吐露した。

 ちなみにメジャー最長試合は、1920年5月1日のブルックリン・ロビンス(現ロサンゼルス・ドジャース)対アトランタ・ブレーブスの延長26回。だが、意外にも試合時間は3時間50分と短かったという。