レッドソックスの上原浩治(右)は、ラッキー(左)らが大量放出された今回のトレードについて自身の公式ブログで言及(写真は2013年のワールドシリーズ) [Getty Images]

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 レッドソックスの上原浩治投手は1日、自身の公式ブログを更新し、移籍期限最終日に起きたチームのトレードについて言及した。

 レッドソックスは現地時間7月31日、エースのレスター投手とゴームズ選手とともに、アスレチックスのセスペデス選手との2対1の交換トレードで放出。また26日には、2007年サイ・ヤング賞投手の先発右腕ピービ投手をジャイアンツに、同じく先発右腕のラッキー投手もカージナルスへと移籍させるなど、開幕時点の先発ローテーション5人の中で残るのはバックホルツ投手のみとなった。

 この短期間でブルペンの状況がめまぐるしく変化する中、上原は「いや〜、結構いなくなったなぁ 開幕当初のメンバーから、解雇も含めると11人いなくなったらしい。(中略)オリオールズの時も、エースと四番が他のチームにトレードってのを見てきたけど、今回のは、それを上回るぐらいの衝撃的なトレードだったよなぁ」と、メジャーの現実に理解を示しながらも、複雑な心境を綴っている。

 また、「今日が休みだったから、誰とも挨拶できなかったわ」と共に戦ってきた仲間との別れを惜しみながらも、「コツコツしっかり準備して、全力投球!!あと二ヶ月。頑張るぞ!」とコメント。次の登板に向けて、すでに前を向いていた。