現地7月30日のブルージェイズ戦で調整登板ながら1回を9球で終わらせる圧巻の投球を見せた上原浩治投手 [Getty Images]

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 レッドソックス上原浩治投手が自身のブログで、トレードの噂で集中できていないチームの状況について、苦しい胸の内を明かしている。

 上原は、一向に調子が上向かないチームについて言及。「トレードの話でなかなか集中出来てないような気がする。クラブハウスの雰囲気が

そうなってるような...。当事者じゃない人たちまで。う〜ん、この雰囲気どうしたらいいんだろうか。」と、上原自身やエースのレスターに関するトレード放出の報道が、浮上のきっかけをつかめない一因だとの考えを示した。

 一方で、「たしかに優勝とかは難しいけど、試合はあるんだから勝つように頑張るべきではないのかな。でもモチベーションをどこに持っていけばいいのか…」と、チームが置かれている厳しい状況について、苦しい胸の内も明かしている。

 それでも、「勝ちたい! 勝ちに飢えてます。」と、昨年のワールドシリーズ覇者として、勝利を求める姿勢でブログを締めくくった上原。自身の去就も定かではないが、1パーセントでも可能性がある限り、上原は前を向き続けている。