スーパーフルーツ「ブルーベリー」の効果―「記憶力向上」「世界一の抗酸化作用」

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「目にいい」とはよく聞きますが、実は他にも健康効果がいっぱいなんです。

1.脳の病気を予防する
米タフト大学の研究チームによると、ブルーベリーには病気や加齢による脳のダメージを抑える効果があるそうです。ブルーベリーに含まれる「アントシアニン」には、抗酸化作用、抗炎症作用があります。

脳の酸化ストレスや炎症が、認知症パーキンソン病といった疾患につながることが分かっているため、ブルーベリーはこれらの予防に高い効果があると考えられています。特に、親戚にこれらの病気を持つ人がいる人にはぜひ食べてほしい食材です。

2.頭がよくなる!
ブルーベリーは記憶力の向上にも役立つことが分かっています。こちらもポリフェノールの抗酸化作用によるもの。

神経細胞間の物質の伝達をスムーズにしたり、神経細胞の生成を活発にするのがその理由なのだそうです。先の研究者の1人は、ブルーベリーを「究極のメモリーフード」と呼んでいるのだとか。

3.世界一の抗酸化作用
米オレゴン大学の研究によると、ブルーベリーの抗酸化作用は他のどんな食べ物よりも優れているのだそうです。また他の研究機関の調査でも、40種類の果物のうち、最も抗酸化力の強い食べ物であることが分かりました。

アントシアニンとその他の植物栄養素が同時に働くことによって、人間の身体に作用しやすくなるのだそうです。また、ブルーベリーに含まれるフラボノイドの一種には、がん細胞の成長を阻害するうれしい機能も。

どのくらい食べればいいの?
タフト大学の研究者によれば、毎日1/2カップの生または冷凍のブルーベリーを食べれば、上のような効果が期待できるそうです。そのカロリーはわずか42kCal程度。冷凍なら比較的安く、1年中食べられます。

スムージーにしたり、プレーンヨーグルトに入れれば美味しさも栄養価もアップして一石二鳥。ダイエットにも効果があります。

※ 当記事は、ハイブリッド翻訳のワールドジャンパー(http://www.worldjumper.com)の協力により執筆されました。

参考:Are Blueberries the World’s Healthiest Food? Oct 12, 2011 Dr. Jonny Bowden
http://www.livestrong.com/article/417828-are-blueberries-the-worlds-healthiest-food/#ixzz2d41IiH3S