紫外線で靴の嫌な臭いを除去するアイテム
それは、靴専用/紫外線除菌消臭器『シューズセーバー』（フォースメディア）。紫外線（UV-C)を使い、靴内部の細菌や微生物を除菌・脱臭するスティック状の製品。靴の中に入れておくだけで、薬品が残留する心配がないという。なんと、ニオイの元の細菌を約99％除菌するそうだ。さらに、電源切り忘れ防止タイマーを内蔵しているので、オフィスのロッカーや学校の下足入れなどに入れっぱなしでも電池（単4形アルカリ乾電池×4）を無駄に消耗しない。
「季節による違いは把握していませんが、温度と湿度がある程度高い方が雑菌の繁殖は活発になるため、冬期に比べて雑菌が多くなると考えられます」
うーん、やっぱり、梅雨は臭いキツイ感じするものなぁ。
同製品を使って嫌な臭いがなくなるまで時間はどのくらいかかるのか。
「5〜10分程度で除菌は完了します。ただし、繊維の奥に染み込んだ雑菌は、紫外線が当たらないため除菌できません。そのため古い靴など臭いの染み込んでしまった状態の靴の場合、臭いが残る可能性があります」
「臭いがつかないための予防として、新しいうちからこまめに（同製品を）使う方がより効果的かと思います」
「それ以外の細菌や微生物に由来しない、たとえば食物や材質、薬品などに由来する臭いを脱臭することはできません」
ウエスタンブーツのような長い靴は、2本入れるなどの工夫が必要か。
「菌が繁殖するのはおもに中敷き部分と考えられるので、ブーツであっても一般的な靴と同じ使用方法でいいかと思います」
「ただし、ウエスタンブーツなどサイドにジッパーなどがないブーツの場合、中敷き部分に置くのは難しい場合があるかもしれません。その場合、たとえば長めの紐などを本体に取り付けるなど使用方法を工夫した方が使いやすいでしょう」
「ブーツを保管する際に使用するブーツキーパーなどに付ければ、筒状の部分にも照射ができるかと思います」
ひごろ、靴のお掃除、お手入れを怠っているみなさん、これならただ入れるだけなので簡単ですね。
（羽石竜示）
※環境や使用状態などによって個体差があります。
