「iPad mini用ワイヤレスキーボード BooKey Pro」(JTT)

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「タブレット端末は薄くてタッチ式で便利だけど、タイピングはノートPCがベター」という人、いませんか?
とくに、iPad miniを持っている人に、簡単にノートPCのようにさくさくとテキストが打てるようになるアイテムがある。しかも、ノートPCのように折りたたんで持ち運ぶことができるのだ。

『iPad mini用ワイヤレスキーボード BooKey Pro』(JTT)というもので、ワンタッチでiPad miniに装着でき、「Bluetooth」でペアリング接続する、その途端にノートPCのように使えるようになるのである。折りたたみはもちろん、Macユーザーにお馴染みの各種キーボードショートカットにも対応、明度調整などの12個の特殊キーも搭載する。キーピッチは約15mm、キー間隔は約3mm。充電は付属のUSB充電ケーブル。カラーはブラック、シルバー、レッド、ブルーの4種類。

さて、気になるキーボードのタイピング感はどうか。JTTさんに聞いた。
「サイズはコンパクトですがそれぞれ独立したキーのタッチ感はソフトで、手に優しく打ちやすくなっています。往年のMacファンなら分かると思いますが“PowerBook 2400”を使って文字入力しているような感覚です」
お〜お、懐かしい機種の名前が出た。確かにソフトだった気がする。タイピング以外でとくに便利なお勧め機能はあるか。

「動画や写真を見るためのスタンドとして使うのもオススメです。見やすい画面角度に調節できる部分もですが、画面を触ることなくキーだけで音量調整や画面輝度の調整、さらに動画や音楽の再生停止などの操作ができるので大変便利です」

ところで、開閉の際、装着したキーボードが脱落するような恐れはないか。
「iPad miniがキーボードのスタンド部にしっかり固定されるので開閉や持ち上げたぐらいでは、脱落することはありませんので、ご安心下さい」
そうですか。では、モバイルPCと比べてとくに使用感で異なる点はあるか。
「文字の入力に関しては、特に違いはありませんがマウスやトラックパッドが使えないので、アプリの起動やカーソルの挿入等の際にスクリーンをタッチする必要があるところが、モバイルPCとは違うところです」
なるほど、トラックパッドがないのには気づきませんでした。

筆者のようないまだノートPC派はもちろん、タブレット派の人にも興味が湧くワイヤレスキーボードだと思う。
(羽石竜示)