担当M(以下M):ロンドンオリンピックで、男子日本代表は4位、なでしこジャパンは2位で大会を終えました。女子は初めてのメダル獲得、男子は44年ぶりに3位決定戦に進み、宿命のライバルと対戦しましたが、惜しくも勝つことができませんでした。

ラモス(以下R):みんな本当にお疲れ様でした。いろいろな思いがあるでしょうが、まずはゆっくりしてください。だけどすぐにリーグ戦があるから、ともかくケガには気をつけて。

M:ところで、今回の大会で男女ともグループリーグ第3戦でメンバーを入れ替え、試合結果をコントロールしながら戦いました。試合の最後は引き分け狙いだったと思うのですが、この戦い方についてはどう思われますか?

R:僕はあまりいいとは思いません。全力でぶつかり首位通過を狙うべきだったと思います。

M:いつも全力で正々堂々と戦ったほうがいいということでしょうか? ですが、移動距離やトーナメント第1戦の相手を考えると、なでしこは引き分けのほうがよかったし、男子も無理をして攻めなくてよかったと思うのですが……。

R:正々堂々というよりも、チームの勢いにストップをかけないほうがよかったのじゃないかと思うんです。メダルを狙っているのならどうせ戦わなければ行けない相手。それに日本は調子に乗っているのだから、そんなとき強い相手にぶつかったほうがよかった。だからなでしこは1位通過してよかったと思うし、男子は攻めのリズムをかえるべきじゃなかったと思いますね。コンディションよりもそのチームの波が重要だと思うんです。

M:確かにコンディションを考えると、メキシコはロンドンでの準々決勝で延長戦を戦っていましたから、移動こそなかったものの疲労はあったでしょうね。

R:いいサッカーをして勝つ必要はありませんが、チームの流れやリズムを崩すのはよくない。僕はそう思います。疲れがある中でも日本は頑張れる。日本がしっかりと守ればどんな相手チームでもそうたやすく崩せないですよ。

M:ただ、男女ともに準々決勝を突破したので、結果的にはよかったのかもしれません。これについては、いろいろ議論が分かれるところでしょうね。

R:いろいろな意見を出しておくことも重要でしょう。

M:では次回は、選手についてお話を聞きます。