厚生労働省がまとめた2011年度の障害者の職業紹介状況によると、ハローワークを通じた障害者の就職件数が約6万件となり、過去最高となったことが分かった。

　障害者の就職件数は、前年度比12.2％増の5万9367件となった。就職率は、同0.1％増の40.0％で2年連続で上昇した。
　
　障害種別にみると、身体障害者2万4864件（前年度比2.6％増）、知的障害者1万4327件（同8.8％増）、精神障害者1万8845件（同29.5％増）、その他の障害者1331件（同37.1％増）となっている。

　産業別にみると、医療,福祉（1万3751件）、製造業（9282件）、卸売業,小売業（9203件）の就職件数が多かった。

　解雇者数は、前年度比6.0％減の1253人で、3年連続の減少となった。

障害者の雇用者数が過去最高､法定雇用率達成企業は45％
障害者雇用の実状と課題〜納付金対象拡大と指導強化で法定雇用率達成が急務に
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