おいしそうなノート。

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ベーコン、レタス、トマトがノートに挟まれてサンドイッチ状態。いやはや、何ともおいしそうじゃないですか。でもこれ、タダの紙ではなく立派な付箋。ノートや参考書の大事な箇所にペタリと貼ればインパクトも充分。実用性だって兼ね備えているのだ。

この商品、その名を『SANDWICH TAG』と言う。BLT(税込1,260円)、B(税込840円)、LT(税込525円)の3種類あるが、つまりはB(ベーコン)、L(レタス)、T(トマト)のそれぞれがデザインされた付箋を好きなように組み合わせて使ってください、というわけだ。組み合わせにはセンスが問われそうなので、この商品のデザインを担当したデザインユニット・YUSEのみなさんに、オススメの使い方を聞いてみた。

「レタスやトマトは従来の付箋として、大きいベーコンは、ブックマーカーやもちろん付箋としても、楽しくお使いいただけます。スケジュール帳に横向きにベーコンを張って、はみでた部分で終わった月日をラッピングするととっても使いやすいと思います」

ほほう。ベーコンでラッピングとは! なるほど、通常の付箋にはない、この長さを活かした使い方も、『SANDWICH TAG』ならではの楽しみ方と言えそうだ。

『SANDWICH TAG』が最初に発表されたのは2009年のこと。東京・青山で毎年開催されている公募展形式のアートフェスティバル「SICF(スパイラル・インディペンデント・クリエーターズ・フェスティバル)」において、当時は全員が学生だったYUSEの作品「サンドイッチノート」が来場者の人気投票で1位となり、オーディエンス賞を獲得したのだ。

それから2年。できるだけリアルに見える両面印刷や形、厚みにもこだわり抜いて商品化された『SANDWICH TAG』は、発売するなり話題となり、この商品を取り扱う「密買東京」のバイヤー・チバさんも「かなりたくさんお求めいただいています」とのこと。さらに、当時SICFで展示されていたキュウリやタマゴなどについても商品化を待ち望む声が寄せられており、次回発売を検討しているとの情報も。個人的には、サブウェイのノリでアボカドやチーズのトッピングをオーダーしたい気分だが、そんな楽しみ方ができる日も近いかも?

『SANDWICH TAG』は現在、「密買東京」の他、Amazonなど各種webストアでも入手可能。まあとにかく楽しいので、何らかの方法で一度手にとってみてください。

たかが付箋、されど付箋。こんな楽しみ方も取り入れながら、勉強の秋も乗り切ってしまいましょう。
(池田美砂子)