毎月第1日曜日と第3水曜日は「パパごはんの日」
「男子厨房に入らず」などといっていたのも今は昔。最近では「厨房男子」「弁当男子」なんて言葉も生まれるほど、料理をする男性が増えている。休日はキッチンに立つ家庭のパパも珍しくないだろう。
そんな時代の流れを感じさせる新しい活動が始まった。その名も「パパごはんの日」プロジェクト。「パパが日常の家庭料理を作る世の中にする」ことを目的に株式会社ビストロパパ、NPO法人ファザーリング・ジャパン、東京ガス株式会社が共同で10月11日よりスタートさせたものだ。ちなみに、ビストロパパの代表をつとめる滝村雅晴さんは日本で唯一のパパ料理研究家。レシピ本『ママと子どもに作ってあげたい パパごはん』(マガジンハウス)などの著者でもあり、最近では伊藤ハムのサイト「パパッとビッツごはん」でも「ポークビッツ」を活用したメニューを紹介している。
プロジェクトのキャッチフレーズは「いつものごはんを、パパの手で」。特別なときだけでなく、日常的な家庭料理を作るパパを増やしていくために、男の趣味料理の域を超えたごはんづくりを提案。家族のことを思いやり、家族のためにつくることを「パパごはんの基本」としている。
同プロジェクトでは、毎月第1日曜日を「休日パパごはんの日」、毎月第3水曜日を「平日パパごはんの日」に制定。料理をしないパパにきっかけとなる日を作りながら、将来的には毎日が「パパごはんの日」になることを目指していくという。
「パパごはんの日」のサイトでは、パパごはんレシピを多数紹介しているほか、Facebookのページも用意し、全国のパパからの「パパごはん」の投稿を受け付け中。多くのパパが実際にごはんをつくったという事実を目で確認することで、リアルな「パパごはん」パパネットワークをつくっていくのが目的だという。さらに、パパと子どもを対象にした料理教室も随時開催していくとのこと。
同プロジェクトでは「パパごはん度調査2011」と題し、家庭でのパパの料理状況についてパパママそれぞれにアンケートを実施。すると両者の回答には驚くほどギャップがあったという。たとえば、パパの料理頻度については、パパ回答では週1回以上つくるという人が約40%いたにもかかわらず、ママ側の回答では約23%と大幅減。また、パパが料理をしない理由については、多くのパパが「妻の料理が美味しいから」という理由を挙げているのに対し、「パパが面倒くさがっているだけ」と思っているママが多いことも明らかに。また、パパが料理をする理由については、「節約になるから」と答えるパパが多いのに比べて、ほとんどのママはパパが料理することが節約になるとは思っていない。
滝村さんもパパ料理の掟のひとつとして、道具や食材にお金をかけすぎないことを挙げているが、今後、同プロジェクトの浸透につれて、こうしたギャップも縮まっていくはず。次の「パパごはんの日」にはさっそくパパが料理を作ってみては?
(古屋江美子)
そんな時代の流れを感じさせる新しい活動が始まった。その名も「パパごはんの日」プロジェクト。「パパが日常の家庭料理を作る世の中にする」ことを目的に株式会社ビストロパパ、NPO法人ファザーリング・ジャパン、東京ガス株式会社が共同で10月11日よりスタートさせたものだ。ちなみに、ビストロパパの代表をつとめる滝村雅晴さんは日本で唯一のパパ料理研究家。レシピ本『ママと子どもに作ってあげたい パパごはん』(マガジンハウス)などの著者でもあり、最近では伊藤ハムのサイト「パパッとビッツごはん」でも「ポークビッツ」を活用したメニューを紹介している。
同プロジェクトでは、毎月第1日曜日を「休日パパごはんの日」、毎月第3水曜日を「平日パパごはんの日」に制定。料理をしないパパにきっかけとなる日を作りながら、将来的には毎日が「パパごはんの日」になることを目指していくという。
「パパごはんの日」のサイトでは、パパごはんレシピを多数紹介しているほか、Facebookのページも用意し、全国のパパからの「パパごはん」の投稿を受け付け中。多くのパパが実際にごはんをつくったという事実を目で確認することで、リアルな「パパごはん」パパネットワークをつくっていくのが目的だという。さらに、パパと子どもを対象にした料理教室も随時開催していくとのこと。
同プロジェクトでは「パパごはん度調査2011」と題し、家庭でのパパの料理状況についてパパママそれぞれにアンケートを実施。すると両者の回答には驚くほどギャップがあったという。たとえば、パパの料理頻度については、パパ回答では週1回以上つくるという人が約40%いたにもかかわらず、ママ側の回答では約23%と大幅減。また、パパが料理をしない理由については、多くのパパが「妻の料理が美味しいから」という理由を挙げているのに対し、「パパが面倒くさがっているだけ」と思っているママが多いことも明らかに。また、パパが料理をする理由については、「節約になるから」と答えるパパが多いのに比べて、ほとんどのママはパパが料理することが節約になるとは思っていない。
滝村さんもパパ料理の掟のひとつとして、道具や食材にお金をかけすぎないことを挙げているが、今後、同プロジェクトの浸透につれて、こうしたギャップも縮まっていくはず。次の「パパごはんの日」にはさっそくパパが料理を作ってみては?
(古屋江美子)