男同士、休日は外でワイルドに思いっきり遊ぶのだ!

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何年経っても妻や子供に自慢されるかっこいい父親になりたい! いつまでも尊敬され続ける存在でありたい! そんな理想のパパ像を探るべく、“父親”がもっと楽しくなる英国発イクメン雑誌『FQ JAPAN』編集部で、海外のパパ事情について聞いてきた。世界で愛される父親のヒケツを教えてください。
「各国によって育児やライフスタイルは異なりますが、共通することは“こだわり”を持って子供との時間を大切にしている点です。例えばイタリアで取材したファッションブランドオーナーの父親の場合、何かを押しつけるのではなく、子供が興味をもったことや遊びを一緒に楽しんでいました。また、イギリスで取材したサイクルカフェを経営する父親は、『この日はパパの日』と曜日を決めて、思いっきり子供と遊んでいました」

デキる父親は仕事と育児のワークライフバランスをとても大切にしているのだ。ちなみに育児方法で日本と大きく異なる点はあるのだろうか。
「フランスで取材した警察官の家庭は、生まれた時から子供に自分の部屋を与えていました。夜は親子“川”の字で寝ることはせず子供一人で就寝。つきっきりで寝かしつけるようなことしません。多少泣いても、自ら寝られるようにします。これは何でも自分でできるように、幼い頃から子供の自立心を育てるためだとか。また、アルゼンチンの父親はとても型破りな人で、娘が1ヶ月の頃からベビーカーに乗せてパーティーやコンサートに出かけていました。もちろん週日は朝から晩まで仕事ですが、週末はDJに変身。仕事が終わってから娘とカフェに行ったりリビングで音楽をかけて一緒に踊ったりしています。夜が長いアルゼンチンの場合、遅くまで起きている子供も一般的に多いそうですよ」

ところ変われば父親も育児も変わる。育児を取りまく制度や生活文化が違うため、海外のケースをすべて日本に当てはめること難しい。しかし、各国に共通する点は、こだわりを持ちつつも子供と一緒に思いっきり時間を過ごしているということ。
さらにアメリカ、ロサンゼルス在住の父親は「言って聞かせるのではなく、行動で示した姿から学ばせる」と日本男児に共通するような古風な精神も! そんな愛されパパのさらなる秘密を知りたいなら、『FQ JAPAN 2011年秋号』を参照あれ。育児先進19ヶ国の父親たちの、素敵なライフスタイルが目白押しだ。
(加藤亨延)